惑星観測用接眼レンズのベストセラー
谷光学研究所オルソ(通称谷オルソ)のツァイス(24.5mm)です。
すっきりとしたヌケの良い像が楽しめます。
古い天体望遠鏡や初心者向け天体望遠鏡ではツァイス(24.5mm)サイズが採用されている場合があります。
アイピースを谷オルソに交換すると見違えるようになる場合もあります。
谷光学研究所代表谷田貝さんがひとつひとつ丁寧に手作りで作っています。
高精度の研磨と丁寧なコーティングがされています。
アッベ式オルソはレンズの空気接触面が4面なので、光の損失が少ないのが特徴です。
そのためすっきりした見え方で抜けが良く、惑星の模様が濃く見えます。
月のクレーターも鮮明に見えます。
馬頭星雲に代表される淡い星雲を見るのにもお勧めのアイピースです。(注1)
3面単層(マゼンタ)コート+アイレンズの内側はマルチコート。
スマイスレンズを含まないのでバローレンズとの相性が良い。
注1:馬頭星雲を見るには、大口径望遠鏡とHβ等のフィルターが必要な場合が多いです。
谷光学のオルソアイピースは正確にはアッベオルソとはレンズの加工の相違があります。
2群4枚の構成は同じであるため、アッベ式やアッベタイプと呼んでも良いかと思いますが、正確にはアッベオルソとは相違ありますのでご了承願います。
アッベの視野レンズの1面について、凸面のところが平面になっています。
(2010.5.7 副店長 追記)
谷オルソ 24.5mm(ツアイスサイズ) 詳細
品名
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視口レンズ径(mm)
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見かけ視界(°)
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アイレリーフ(mm)
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重さ(g)
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OR5
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4.5
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43
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4.0
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30
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OR18
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17
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44
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14.4
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58
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アッベオルソ:
1880年にエルンスト・アッベが顕微鏡用として発表した2群4枚の接眼レンズ。
対物側のレンズを3枚の貼り合わせレンズにしたものである。
高い光学性能を有する。
オルソ(オルソスコピック):
オルソスコピックとは「整った像」という意味である。
アッベ式およびプローセル式は歪曲が小さいので、この呼称で販売されることが多い。
図・文章:Wikipediaより引用